ラグビーの大学選手権で初優勝した帝京大が14日、東京・八王子市内のキャンパスで優勝報告会を行った。岩出雅之監督(51)が応援へのお礼を述べると同時に、「これからもおごらず、謙虚に頑張っていきます」とあいさつ。同監督は昼休みを利用しての報告会の直前に、スポーツ心理学の講義があり、学生から祝福の拍手を浴びたという。「いつもより(出席した)学生の数も多かったし、昨年受講した生徒まで来ていた」。10日の決勝直後は祝福メールが200件、留守番電話はパンク状態で、創部40周年目で初の日本一に輝いた反響の大きさを「じわじわと感じている」と言う。

 この日は、練習も再開。次は2月7日の日本選手権1回戦で全国クラブ大会優勝チームと対戦する。同監督は「ちょうど直前は大学のテスト期間だし、しっかりコンディション調整して臨みたい」と話していた。