ラグビーの日本代表として歴代最多の79キャップを誇り、トップリーグの神戸製鋼に所属する元木由記雄(38)が5日、神戸市内で記者会見して「悩んだが、引退することに決めた。コンスタントにいいプレーができなくなり、それを見せるのが嫌だった。若手の手本になれないのが一番つらい」と今季限りでの現役引退を表明した。

 今後は指導者の道に進み、日本協会からU-20(20歳以下)日本代表など若手世代の育成を要請されているほか、神戸製鋼のアドバイザーとしてチーム強化に携わる。

 元木は攻守に激しさを持ち味とするCTBで、明大時代に19歳で日本代表入りし、4年に1度開催されるW杯では1991年大会から4大会連続で日本代表に選出された。近年はアキレスけんの痛みなどけがに悩まされ、今季のリーグ戦出場は6試合だけだった。