<ラグビー・アジア5カ国対抗:日本114-6アラビアンガルフ>◇3日◇東大阪市・花園ラグビー場
日本が今季国内初戦に大勝し、開幕2連勝とした。世界ランク49位のアラビアンガルフ(日本は16位)から計18トライを奪い114-6。守ってもノートライに封じ込めた。日本がテストマッチで100点以上挙げたのは02年7月の台湾戦(120-3)以来6季ぶりで、通算4試合目となった。次戦は10日、敵地でカザフスタンと対戦する。
日本は攻撃の手を緩めなかった。計18トライの猛攻で湾岸諸国の混成チームを圧倒。先月26日の韓国戦では後半に失速しており、その反省から最後まで集中力を保った。今季からカーワン・ヘッドコーチ(HC)が取り入れた「広く浅い」攻撃ラインも機能。昨年のW杯から続けて指揮を執る同HCは「80分間やり通すことが目標だった」とひとまず及第点を与えた。
昨年のW杯では4大会ぶりに1次リーグ最下位脱出するなど、将来への手応えを得た。過去のW杯翌年は首脳陣の交代もあり、継続的強化に失敗してきたが、カーワン体制では着実に前進を続けている。NO8箕内主将は「新しいメンバーが入っても去年のレベルを保っている」と話す。今後はその土台をどう伸ばすかが課題となる。この日で節目の代表30キャップを迎えたCTB大西は「強い相手にはまだまだ通じない」と大勝にも気を引き締めた。


