<ラグビー・トップリーグ:三洋電機52-8ヤマハ発動機>◇13日◇ヤマハスタジアム

 ヤマハ発動機が8-52で三洋電機に敗れ、ホーム開幕戦を白星で飾れなかった。ミスを連発し、7トライを許す完敗。後半3分にデーリック・トーマス(23)のトライで一矢報いたが、スタンドをサックスブルーに染めた8588人の大声援に応えられなかった。次節の近鉄戦(21日、花園)までに、立て直しが急務となる。

 ヤマハ発動機がミスを連発し、日本選手権王者に完敗した。自陣でチャージを受けてはトライを食らい、相手陣で残り10メートルまで攻め込んだ場面では、こぼれ球を拾われ約80メートルの独走トライも許した。堀川隆延監督(35)は「点差ほどの差はない。1つ1つのミスに対し(プレーの)精度を上げる。自信を失う必要はない」としたが、SO大西は「チャンピオンとの差を感じた。もう1回、1からやり直し」と話した。

 若手の台頭がせめてもの収穫だ。先発には新人WTB中園真司(22)が名を連ね、後半開始から出場したSH矢富勇毅(23)は3分後にチーム初トライ呼び込むなど、一時は悪い流れを断ち切った。「流れを変える自信はついた。体は大分、調子がいい。相手から嫌がられる存在になりたい」。左足首の故障も完治し、スタメン奪取を狙うという。

 まさかの連敗スタートにも、プロップ山村亮主将(27)は「ちょっとの反応の差でトライを取られた。まだ2試合が終わったばかりなので、反省して次に臨みます」。下を向くことなく、先を見据えた。【斎藤直樹】