<ラグビー・テストマッチ:日本代表46-8カナダ代表>◇15日◇宮城・ユアテックスタジアム仙台

 世界ランク14位の日本が同13位のカナダに46-8で大勝し、19年W杯日本開催決定後の初のテストマッチを白星で飾った。攻守に圧倒して6トライを奪い、カナダ戦の最多得点を記録した。両チームは07年W杯の1次リーグで12-12の引き分け。日本が11年W杯にアジア予選1位で出場すれば1次リーグで再度、同組となる。通算成績は日本の12勝3分け10敗。第2戦は21日、東京・秩父宮で行われる。

 日本代表が奪った6トライのうち3トライがターンオーバーからだった。その象徴的シーンが前半37分。相手ボールスクラムを強烈に押し込み、NO8菊谷主将がゴールポスト左に飛び込んだ。カーワン・ヘッドコーチ(HC)が「ヤング侍」と名付けた川俣、堀江、畠山のFW第1列の総キャップ数は14。若い力が同99のカナダ第1列をほんろうした。

 カーワンHCは「ラインアウトなどに課題はあるが、結果はハッピー。若手が勇敢に戦ってくれた」と評価した。07年W杯では引き分けてW杯連敗を13で止めた。因縁の相手との再戦に31歳のロック大野は「ここで負けたら引き分けの価値を落としてしまう。みんなが戦略を理解し、迷う時間が少なかった」と成長の跡を実感した。21日の第2戦も勝てば世界ランクは逆転し、日本が過去最高の13位になる。新生ジャパンが好スタートを切った。