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初出場の西田優香が銅/世界柔道

<柔道:世界選手権>◇3日目◇15日◇女子52キロ級◇ブラジル・リオデジャネイロ

 女子52キロ級で初出場の西田優香(21=淑徳大)が3位決定戦でミランダ(ブラジル)を背負い投げで破り、銅メダルを獲得した。選手層が厚く、苦戦が予想された階級での「新星」の奮闘が、不振の今大会のなかで北京五輪への光明となった。

 開始1分、ミランダを鮮やかな背負いで畳にたたき付けた瞬間、会心のガッツポーズを決めた。「メダルなしじゃ、日本に帰れないと思った」。銅メダルを手にした西田は観客席で見守る父孝宏さんに駆け寄り、歓喜の涙を流した。2回戦でアン・グムエ(北朝鮮)に惨敗したが、敗者決定戦からは次々と背負い投げで1本勝ちを重ねていった。

 山梨学院大柔道部総監督を務める父孝宏さんは85年ソウル大会代表。女子代表初の「親子鷹」だ。これからは北京五輪代表争いが待っている。8月4日の練習で痛めた左ひざはまだ万全ではなく、3日目にも痛み止めの注射を打ったほど。この状態での銅は重要なアピールになる。「本当は父に金メダルをかけてあげたかった。でも北京五輪まで待っていてほしい」。谷が「ママでも金」なら、西田は1年後の「パパと金」を目指す。

[2007年9月17日9時29分 紙面から]

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