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金丸が男子に初メダル/世界柔道

男子73キロ級3位決定戦で、トルコのヒュイスズ(左)を破った金丸(共同)
男子73キロ級3位決定戦で、トルコのヒュイスズ(左)を破った金丸(共同)

<柔道:世界選手権>◇3日目◇15日◇男子73キロ級◇ブラジル・リオデジャネイロ

 男子73キロ級の金丸雄介(28=同)が銅メダルを奪ったが、同66キロ級秋本啓之(21=筑波大)は4回戦敗退。日本男子のメダル数は大会史上最少が決まった。

 ベテランが過去にない苦境に陥る男子代表にかすかな光を差し込ませた。28歳の金丸が銅メダルを獲得し、73キロ級の北京五輪代表入りへ大きく前進。「金メダルなら良かったんですけど、自分がやってきたことが正しいことは分かった」と自信をみせた。

 3位決定戦ではヒュイスズ(トルコ)を寄せ付けず、開始1分にともえ投げで技ありを奪うと、中盤に横四方固めで再び技ありを奪い、合わせ技で1本勝ちした。01年ミュンヘン大会で銀メダルを獲得して脚光を浴びたが、アテネ五輪代表に落選し、直後に左肩と右ひじを手術。代表から遠ざかっていた苦労人が完全復活をアピールし「金メダルのためには冷静さが必要」と北京での栄冠を視野に入れた。

 ただ、金丸が今大会日本男子初のメダルを取ったものの、男子代表の不振は深刻だ。66キロ級で期待の秋本が4回戦でウングバリ(ハンガリー)に優勢負け。6月下旬に右ひじに重傷を負い、驚異の回復で大会に間に合わせたが「自分の力不足を痛感した」とうなだれた。これでメダルは01年大会の4個を下回る3個以下が確定。日本男子大会史上最低数となる。斉藤監督も「戦略の洗い直しが必要」と明言。北京五輪へ向けて立て直しが急務となる。

[2007年9月17日9時22分 紙面から]

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