<柔道:世界選手権>◇30日◇オランダ・ロッテルダム

 男子100キロ級の全日本王者、穴井隆将(天理大職)と女子78キロ超級の塚田真希(綜合警備保障)が銅メダルを獲得した。

 男子100キロ超級の棟田康幸(警視庁)は3回戦で敗退。日本男子は大会が複数階級で実施されるようになって初めて金メダルなしに終わった。五輪でも日本男子はこれまで参加したすべての大会で金メダルを獲得していた。

 穴井は準々決勝でエルマル・ガシモフ(アゼルバイジャン)に隅落としで1本を取られ、敗者復活戦に回って3位決定戦を制した。北京五輪2位の塚田は準々決勝で北京五輪女王の■文(中国)に完敗。敗者復活戦と3位決定戦は勝った。■文は同級3連覇。

 今大会で日本のメダルは女子が金3、銅2、男子は銀1、銅1に終わった。

 次回大会は来年9月に東京(国立代々木競技場)で行われる。※■は人ベンに冬の二点がニスイ