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世界水泳

亜衣女子800自アテネ超え金/世界競泳

女子800メートル自由形決勝 優勝した柴田亜衣
女子800メートル自由形決勝 優勝した柴田亜衣

<世界競泳:女子800メートル自由形決勝>◇最終日◇24日◇千葉県国際総合水泳場

 女子800メートル自由形で、アテネ五輪金メダルの柴田亜衣(25=チームアリーナ)が8分23秒76で優勝した。日本記録こそ100分の8秒及ばなかったが、同五輪で出した8分24秒54の自己ベストを3年ぶりに更新。北京五輪へ大きな自信を身につけた。

 止まっていた時間が3年目で動きだした。電光掲示板を見た柴田亜の顔が自然とほころんだ。日本記録はわずかの差で逃したが、アテネ五輪時の記録をようやく超えた。「日本記録は悔しいけど『自己ベストだ』と、うれしい気持ちの方が強かった」と喜んだ。

 金メダルに輝いた五輪後は「勝たなきゃ」という重圧から低迷。3月の世界選手権は6位と惨敗し、控室で泣いた。帰国後は朝5時半から、追い込む冬場とほぼ同じ1万7000メートルを泳いだ。8月上旬の済州島合宿前に体調を崩し、1週間泳げなかった苦難を乗り越えての記録更新。「今季最後で、いい気持ちで終われた」。心がようやく、北京へ踏み出した。

[2007年8月25日9時32分 紙面から]

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