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世界水泳

ソープが薬物疑惑を全面否定、潔白に自信

会見の席につくイアン・ソープ氏(撮影・田崎高広)
会見の席につくイアン・ソープ氏(撮影・田崎高広)

 シドニー、アテネ両五輪で計5個の金メダルを獲得し、昨年11月に引退を表明した競泳男子自由形の元スター選手、イアン・ソープ氏(24=オーストラリア)が1日、世界水泳選手権最終日を迎えたメルボルンで記者会見し、ドーピング(薬物使用)疑惑について「わたしは不正をしたことはない」と全面否定した。

 ソープ氏は「すべての医学的、科学的証拠がわたしの潔白を証明するという自信がある。いつも反ドーピング規則に従ってきた。フェアな競技者に最も価値があると考えてきた」との声明文を読み上げた。

 フランスのレキップ紙が3月30日、同氏が昨年5月に受けた検査で2種類の禁止薬物に「異常な数値」を示したと報道。国際水連と検査に当たったオーストラリア反ドーピング機関(ASADA)が同31日、選手名を特定しないまま異常値を示した同国選手がいたことを認めた。

 記者会見に臨んだソープ氏は憤りを押し殺すように記者団の質問に答え「ショックだった。わたしの名声は傷つけられた」とし、法的措置に乗り出す意向も示唆した。

 2種類の禁止薬物はいずれも自然に存在する物質。異常値を示す結果について、ソープ氏は「(理由は)分からない。調べなければならない」と話し、ASADAに自らの過去のデータなどを提供して検査に協力する姿勢を示した。

[2007年4月1日18時17分]

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