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世界水泳

北島戦闘モード、2冠ビデオでイメトレ

選手たちでいっぱいの中、本番プールで調整する北島(撮影・田崎高広)
選手たちでいっぱいの中、本番プールで調整する北島(撮影・田崎高広)

 【メルボルン(オーストラリア)=今村健人】競泳男子平泳ぎの北島康介(24=日本コカ・コーラ)が、最高のイメトレで戦闘モードに入る。25日から始まる競泳の日本代表が22日、本番会場で初練習を行った。北島は2冠のアテネ五輪など理想時のビデオを用意。盤石の態勢で、世界記録保持者ハンセン(米国)に挑む。

 練習前、北島は平井コーチとビデオを眺めた。前回大会直前合宿での自身の泳ぎ。50メートルの間に約1分の休憩を挟む変則方式ながら、ハンセンの世界記録59秒13を上回る計57秒14を出していた。3日後に迫った100メートルに向けてのイメージトレーニングだ。これまで泳ぎのチェック目的以外で過去の映像を見ることは少なかった。平井コーチは「今回はいろいろ持ってきた。アテネの100、200メートルのビデオも」と明かした。ライバルへ立ち向かうための意気込みが表れた。

 記録更新への環境は整った。風の影響がない屋内プールで、水深も日本より1メートル深い3メートル。水のはね返りが少なく上野監督も「記録が出やすい」と分析する。北島は「(ハンセンと)良い勝負ができることだけ考えてきた。ここでガツンと(記録を)出したい」と力を込めた。

[2007年3月23日9時31分 紙面から]

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