水泳の世界選手権(ローマ)に臨んだ競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチが5日帰国し、今後の強化策について「世界の方が伸びている。ライバルの情報を得るためにも、遠征を増やしていかないといけない」と、欧州での大会を中心にした積極的な海外派遣の必要性を説いた。

 派遣対象に短水路で競う今冬のW杯や、来年の地中海沿岸で開かれる大会などを挙げ「海外の選手から一緒に練習したいという話も多く来ている。日本の選手の経験値が増えればいい」と話した。