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再鑑定も外傷性ショック死

 大相撲の時津風部屋の力士急死問題で、昨年6月に死亡した時太山(ときたいざん・当時17、本名斉藤俊=たかし=さん)の死因について、あらためて「多発外傷性ショック」とする名古屋大の再鑑定結果が出たことが4日、分かった。

 死亡前日の兄弟子らによる暴行と、死亡当日のぶつかりげいこによる外傷の積み重ねが死亡につながったとみられる。愛知県警は、傷害致死容疑で、元時津風親方(57=元小結双津竜、本名山本順一さん)や兄弟子の立件に向けて詰めの捜査を進めている。

 斉藤さんは昨年6月26日、ぶつかりげいこの直後に倒れて死亡した。新潟大の鑑定で多発外傷性ショック死とされたが、愛知県警は死因をより明確にするため名古屋大に再鑑定を依頼していた。

[2008年2月4日13時35分]

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