大相撲の名古屋場所で横綱昇進後初の全勝優勝を飾った横綱白鵬(23=宮城野)、同場所を左ひじ負傷で途中休場した横綱朝青龍らモンゴル出身力士が28日、成田空港から母国へ帰国した。午前9時に名古屋市内で優勝一夜明け会見を行った後、大急ぎで移動。「1年ぶりなので楽しみです」と出国ゲートをくぐった。朝青龍は「(左ひじを)治療してきます」と夏巡業、モンゴル巡業に向け、体調を立て直す考えだ。

 また、同便には関脇安馬、平幕朝赤龍、旭天鵬、十両龍皇らと、元小結旭鷲山で、モンゴル国会議員に当選したばかりのバドバヤル氏が乗り込んだ。