暴行死時太山の父「苦しみ一生背負って」
時津風部屋の時太山(ときたいざん、当時17=本名斉藤俊さん)が暴行死した事件で、傷害致死罪に問われた伊塚雄一郎被告(25)ら兄弟子3人の公判が10日、名古屋地裁であった。斉藤さんの父正人さん(51)が「俊の苦しみを一生、背負ってほしい。俊が天国で安らかに休めるよう1日でも1週間でもよいので実刑を切に望む」と陳述した。
「人一倍、健康な俊に何があったのか」「一瞬信じられず、全身が震えて胸が張り裂けそうだった」。正人さんは冒頭、昨年6月に元親方山本順一被告(58=同罪で起訴)から息子の死を電話で知らされた時の心境を語った。
新潟の自宅に戻った全身あざだらけの遺体を見て、「俊の苦しさを1日たりとも思わない日はない」と声を震わせた。
最後に「3人は俊の体をめちゃくちゃにした。俊も天国で悔しさを忘れないと思う」と訴えた。
伊塚被告は目を閉じ、木村正和(25)、藤居正憲(23)の両被告は泣きながら陳述を聞いた。
公判後、正人さんは「兄弟子は親方の存在は絶対的と言っていたが、本当にどうしようもなかったのか。元親方には1日も早く非を認めてほしい」とコメントした。
[2008年10月10日19時14分]
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