大相撲の十両、市原(24=本名市原孝行、愛知県出身、木瀬部屋)が、来年1月の初場所からしこ名を「清瀬海(きよせうみ)」に改めることが11日、分かった。

 市原は日大4年でアマチュア横綱に輝き、昨年初場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵。十両を1場所で通過して今年の初場所には新入幕を果たしたが、右ひざや左脚の負傷で最近は十両下位に低迷している。これまで本名で取ってきた市原は「今年はずっとけがをしていたので、清める意味が込められています。これを機に、来年はすべての場所で勝ち越したい」と発奮していた。