横綱白鵬の師匠だった宮城野親方(41=元十両金親)が27日、日本相撲協会からの勧告を受け入れ、宮城野部屋付きの熊ケ谷親方(53=元前頭竹葉山)と名跡を交換し、師匠を交代した。この日の臨時理事会に呼び出され、勧告受け入れを表明。報道陣の取材にも応じ「このたびは協会の皆様方、全国の相撲ファンの皆様に多大なるご心痛とご迷惑をおかけして申し訳ございません。真摯(しんし)に受け止め、心から反省しております」などと話した。同親方は07年5月の週刊現代で、大相撲に八百長があると告白したことを報じられた。協会に風評被害を与えたとして、24日の理事会で師匠交代を勧告されたが「弁護士と相談して決める」と言って、態度を保留していた。