大相撲の陸奥部屋が27日、堺市内の出雲大社大阪分祀(ぶんし)で「ふれあい巡業」と名付けられた地元住民との交流会を行い、師匠の陸奥親方(元大関霧島)や幕内白馬らが、約200人にちゃんこを振る舞い、髪結いの実演や相撲甚句を披露した。八百長メールに関連して名前が挙がっている豊桜と霧の若は参加していない。

 陸奥部屋は同分祀を3年前から3月の春場所の宿舎としていて、今回の交流会は1年前から開催案が出ていたという。白馬は「来年は部屋全員で来ますのでよろしくお願いします」とあいさつ。陸奥親方は「落ち込んでいる時に激励の言葉をもらうと元気になる」と話した。