大相撲の尾上親方(41=元小結浜ノ嶋)が東京都港区の路上で、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されていたことが19日、警視庁高輪署への取材で分かった。高輪署は同容疑で書類送検する方針。

 同署によると、18日午後10時ごろ、港区高輪1丁目の国道1号で、片側3車線の中央車線に乗用車が止まっていると110番があった。駆け付けた署員が車内にいた尾上親方を発見。呼気検査をすると、基準を超えるアルコールが検出された。

 尾上親方は「新橋で若衆らと飲んでいた」と供述したという。中央車線に駐車した経緯や飲酒量などを調べている。