大相撲名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)の新弟子検査が4日、名古屋市の中日病院で行われた。大東大を中退して阿武松部屋に入門した若山聡(19)と、モンゴル出身のエルデンビィールグ・エンクマンライ(18=春日山)が受検し、体格検査基準(173センチ、75キロ)をクリアした。

 千葉・拓大紅陵高3年だった昨年、千葉国体で個人8強に進出した若山は「大相撲でやってみたかったので、大学は2カ月で中退した。目標は、早く幕下に上がること」と話した。内臓検査の結果を受けて、合格者は名古屋場所初日に発表される。