19日に現役引退を表明した大関魁皇(38=友綱)が20日、名古屋市緑区の宿舎で、一夜明けた心境を語った。前夜は引退の連絡に忙しく「あんまり寝てない」と話しながらも、すっきりした様子。「やることやったし、相撲は十分取れた。これからが忙しいんじゃないかな。親方としての指導や勉強の方が」と続けた。この日の朝稽古は休み、午後2時から名古屋市内のホテルで会見する。「これからどうしていいか分からない。変な感じがする。実感はまだない。これから親方の勉強をしないと」と話していた。