<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇24日◇愛知県体育館

 十両は妙義龍(兵庫県出身、境川部屋)が11勝4敗で並んだ舛ノ山(千葉県出身、千賀ノ浦部屋)との優勝決定戦を寄り倒しで制し、初優勝した。

 

 三段目と序ノ口は7戦全勝同士の優勝決定戦で、三段目は阿夢露(ロシア出身、阿武松部屋)が春日龍(神奈川県出身、春日山部屋)に上手出し投げで勝った。序ノ口は北の湖部屋勢同士の対決となり、日大出身で元学生横綱の佐久間山(東京都出身)が笹ノ山(青森県出身)を寄り倒した。

 幕下は早大出身で78年ぶりの新十両を確実にしている直江(東京都出身、尾車部屋)、序二段は前乃富士(千葉県出身、高田川部屋)がいずれも7戦全勝で13日目に優勝を決めている。