大相撲秋場所(9月11日初日、両国国技館)で大関昇進に挑戦する関脇鶴竜(26=井筒)が、来週から稽古を本格化させる見通しを示した。20日、東京・墨田区の井筒部屋での稽古は、ダンベルやゴムチューブを使った補強運動などを繰り返し、実戦形式はなし。22日以降から申し合いなどを始める。部屋には、ほかに関取が不在のため「(意図的に)下がりながら残したりと、ただやっているだけじゃ意味がない。ずっとこれでやってきているわけですから」と、工夫していることを口にした。29日の番付発表後は、出稽古を考えている。