秋場所前の横綱審議委員会稽古総見が3日、東京・両国国技館で行われた。2度目の横綱挑戦となる大関日馬富士が白鵬に動きの良さで連勝するなど、把瑠都と2人を相手に7勝5敗。仕上がりの良さと意欲を示していた。大関挑戦となる関脇コンビでは、鶴竜が7勝4敗と安定感を示した。琴奨菊は3役以上に3勝4敗と、質、量とも物足りなかった。白鵬は大関2人を相手に9勝6敗と出来はよくなかった。チェコ出身で98キロの新入幕隆の山は4勝2敗。動きの良さに逆転の投げで、一番の拍手を浴びていた。