大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で大関とりを狙う関脇稀勢の里(25=鳴戸)が、稽古のペースを上げてきた。15日、千葉・松戸市の鳴戸部屋で行った朝稽古では、申し合いを56番。幕内若の里、高安、隆の山を相手に52勝4敗と圧倒し、大関レベルの力を示した。秋場所後、最多の番数となり「疲れた~」と本音も漏らした。