日本相撲協会は19日に東京・両国国技館で理事会を開き、春日野親方(49=元関脇栃乃和歌)を聴取した上でにあらためて厳重注意した。グルジア出身の幕内栃ノ心(24)と幕下力士2人が外出時に着物を着ず、門限を破ったことで、14日に素手やゴルフクラブのアイアンで殴るなどした。本所署の事情聴取も受けた春日野親方は、17日に放駒理事長(元大関魁傑)に報告し、厳重注意を受けていた。理事長は「報道されたことでまた確認をしたが、17日の報告と変わりなく、力士たちも反省していた。ゴルフクラブは行きすぎ」と、春日野親方にあらためて厳重注意となった。春日野親方は「教育の一環とはいえやりすぎた面もある。寛大な処置をいただいた。すいませんでした」と頭を下げた。