日本相撲協会は31日、九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。琴奨菊(27=佐渡ケ嶽)は西大関に昇進し、関脇稀勢の里(25=鳴戸)は今場所での大関昇進に挑戦する。新小結豊真将(30=錣山)は、30歳6カ月で新三役。これは年6場所制となった1958年以降、史上4位の高齢昇進となった。

 また、妙義龍(25)佐田の富士(26=ともに境川)松谷改め松鳳山(27=松ケ根)碧山(25=田子ノ浦)剣武(32=藤島)が新入幕。剣武は32歳8カ月24日での新入幕となり、これは戦後5位の高齢で、所要63場所は学生相撲出身としては史上1位のスロー昇進となった。