大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で新三役となる西小結の豊真将(30=錣山)が番付発表の31日、福岡・篠栗町の錣山部屋で会見した。先場所は東前頭筆頭で3大関を撃破するなど10勝5敗の好成績。「この番付を見て(三役昇進の)実感がわいた。応援してくれた人たちを少しでも喜ばせることができてうれしい。次は関脇、大関と1つずつ上を目指していきたい」と意欲を示した。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)は「立ち合いのスピードが他の力士より劣る。それが上がればもっと上の力士にも通じると思う」と話した。