大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)の新弟子検査が4日、福岡市の秋本病院で行われ、大波港(おおなみ・みなと、18=荒汐)、飛騨野幹人(21=荒汐)、石田知久(20=伊勢ケ浜)の3人が受検した。全員が体格基準(173センチ、75キロ以上)をクリアした。

 50年代に活躍した元小結若葉山の孫にあたる大波は、父も元幕下若信夫で、兄は三段目の大波という相撲一家。学法福島高で総体や国体に出場した実績もある。「おじいちゃんの若葉山を目標にしたい。(映像は)見たことがあります。業師な感じで、かっこ良かった」と話した。合格者は内臓検査の結果を待って、九州場所初日に発表される。