日本相撲協会は30日、福岡市内で大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士5人を決め、発表した。

 新十両は、日体大出身で元学生横綱の明月院改め千代大龍(23=九重部屋)、阿夢露(28=阿武松)、近大出身の誉富士(26=伊勢ケ浜)、北■磨(25=北の湖)の4人。

 阿夢露は初土俵から所要57場所で、隆の山に並び、外国出身者として史上2番目のスロー出世。

 再十両は朝日大出身の徳真鵬(27=北の湖部屋)だけだった。

 年寄「西岩」を襲名した元関脇玉乃島ら、11人の引退力士も発表された。※■は石ヘンに番