大相撲初場所(来年1月8日初日、両国国技館)の番付発表が行われた21日、新入幕となる千代の国(21=九重)が都内の部屋で会見した。できあがったばかりの番付を1分以上も眺めたといい「うれしくて、にやついてました」と照れ笑い。十両は3場所で通過し「幕下のころは引きとか、はたきが多かったけど、積極的に前に攻められるようになった」と関取昇進後の実力アップを実感。師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「ここまで順調すぎるくらい順調に上がってきている。立ち合いから当たっての攻めが速くなってきた。あとは早く自分の相撲の型を見つけることだ」と話した。