日本相撲協会の理事選挙で、北の湖親方(元横綱)ら10人が当選し、友綱親方(元関脇魁輝)と伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が落選した。

 ◆友綱親方の話

 落選は自分なりに精いっぱいやった結果。(投票前の演説で)自分の気持ちは素直に伝えられた。(事実上の決選となったのが)九重親方だから、負けて悔いはない。

 ◆伊勢ケ浜親方の話

 (立候補辞退は)仕方ない。最後まで悩んだが、一門の和を乱したくなかった。公益財団法人認定に向け、協会が一丸となっていく時期だと考えた。