大相撲春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)で新小結に昇進した臥牙丸(25=北の湖)が27日、大阪・生野区の北の湖部屋で会見し、喜びをかみしめた。時差が7時間あるグルジアの母ニノさんは、夜中の1時まで起きて番付を確認し、電話で祝福してくれたという。「喜んでいました。ここまでこれたのは、夢じゃないですか」と話した。内臓に持病を抱える母は、今も週に4回、病院で透析を受ける。「息子が頑張っていると喜ぶ。長生きしてもらいたい」と思いやった。