日本相撲協会は大相撲春場所5日目の15日、アフリカ大陸から初の力士となったエジプト出身のアブデルラフマン・シャーラン改め大砂嵐(大嶽部屋)ら今場所の新序一番出世力士13人を発表した。夏場所(5月6日初日・両国国技館)から番付にしこ名が載る。

 大砂嵐は初場所の新弟子検査に合格し、興行ビザを取得して今場所で初土俵を踏んだ。前相撲で2勝して一番出世となり「これは第一歩。これから序ノ口、序二段、三段目と上がっていきたい」と意欲的に語った。出世力士は次の通り。かっこ内は出身地、部屋。

 山本改め大勇人(京都、峰崎)大砂嵐(エジプト、大嶽)大村改め琴大村(福岡、佐渡ケ嶽)福里(沖縄、九重)工藤改め琴工藤(岩手、佐渡ケ嶽)宇野改め津軽海(千葉、玉ノ井)福島(兵庫、錦戸)長谷川改め津軽洋(青森、境川)森垣(京都、八角)松尾改め琴松尾(佐賀、佐渡ケ嶽)金城(栃木、出羽海)後藤(栃木、春日山)中野(北海道、八角)