日本相撲協会は28日、4月1日付で再興する木瀬部屋の所属力士を発表し、小結臥牙丸や夏場所新十両の佐久間山改め常幸龍ら26人で再スタートすることになった。

 木瀬部屋は木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が暴力団観戦問題に関与して閉鎖処分を受け、力士らは2010年5月末から北の湖部屋へ転属していた。木瀬親方は「理事の方々の配慮に感謝します」と神妙に話した。

 また、大島親方(元大関旭国)が相撲協会の定年の65歳を迎えることに伴って閉鎖する大島部屋の幕内旭天鵬ら力士7人が、4月24日付で友綱部屋に移籍することも発表された。