大相撲の新大関鶴竜(26=井筒)が13日、東京・台東区の法善寺で先代井筒親方(元関脇鶴ケ嶺)の墓参りをした。墓前に手を合わせた後、「おかげさまで、大関に上がれました。これからも頑張っていきます。見守ってくださいと報告しました」と話した。

 先代は技能賞10回を誇る技巧派で、当代の井筒親方(元関脇逆鉾)を通じ、鶴竜にも技術が伝承されてきた。先代の現役時代の様子は、ビデオで見たことがある。「技能賞10回はすごい。それだけ相撲がうまい人」とし、技能賞7回の自らについても「これからも、もうちょっとうまくなりたいと思っている」と話した。