日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会が17日、東京・両国国技館内で開かれた。年寄名跡の取り扱いについて、約2時間議論した。特別功労金支給について、支給なしから約3000万円までの意見が出たが、結論は出なかった。5月2日の次回会合で委員会として最終案をまとめることになった。八角親方(元横綱北勝海)は「世間からは分かりづらいという指摘がある。透明性の確保が重要で、親方にもやる気を起こさせるようにしないといけない」と話した。