大相撲の新大関鶴竜(26=井筒)が23日、東京・墨田区の井筒部屋で会見し、出世を実感した心境を明かした。春場所後に昇進を決め「町中で会う人、いろんな人に声をかけてもらってうれしかった。言われると身が引き締まる」と話した。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)も同じ。「今までは『寺尾の兄貴』だったけど、『鶴竜の親方』になった。ニックネームが変わった。うれしいですよ」と喜んだ。

 会見後は、霞ケ関の厚労省に直行し、「こいのぼり掲揚式」に来賓として出席。雨天のため室内での実施になったが、子どもたちと触れ合い「元気をもらいました」と話していた。