西前頭筆頭の高安(22=鳴戸)が、25日の二所ノ関一門の連合稽古で存在感を見せた。大関琴欧洲(29=佐渡ケ嶽)との4番は互角以上の内容で1勝3敗。日本相撲協会前理事長の放駒親方(元大関魁傑)も「高安は強くなってきたなと感じた」と目を細めた。

 横綱、大関との対戦に期待がかかる高安は「番付が上がり、自信もついてきた。前回の上位戦は勉強になったので、経験を生かして奮闘したい」と意気込んだ。