日本相撲協会は24日の理事会で、発表済みの来年夏場所を1週間遅らせることを決めた。13年4月29日に番付発表、5月12日初日に変更した。今年は昨年までより開催を1週間早めたが、当て込んでいたスカイツリー開業が2カ月遅れて場所後になった。黄金週間明けでもあり、2日目は史上最多、3日目は史上2位の残券など前半の入りは不調だった。このため、昨年までの開催時期へ戻すことになった。また、14年本場所日程も承認した。

 その他に花籠親方(元関脇太寿山)以下、力士8人、行司ら裏方4人が、この日付で元前頭三杉磯の峰崎部屋へ転属を承認した。新たな横綱審議委員として矢野弘典中日本高速道路顧問に委嘱。九州場所の維持員席を50席減らして250席とし、6月1日付での寄付行為改定も決めた。また、立浪一門が春日山・伊勢ケ浜連合に改称も承認した。