日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)の新弟子検査の申し込みを締め切り、4月1日付で武蔵川部屋を再興した武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおいで、18歳のフィアマル・ペニタニ(米ハワイ州出身、武蔵川部屋)ら6人が受検することになった。検査は5月1日に実施される。

 ことしは春場所までの新弟子検査合格者数が55人。昨年は年6場所制となった58年以降で最少となる56人で、今場所で2人以上が合格すれば早くも昨年を上回る。八角広報部長(元横綱北勝海)は「お客さん(の数)と一緒で、回復しつつあるということだと思う。親方衆が地道な努力をしている」と評価した。