<大相撲夏場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館
大関稀勢の里(26=鳴戸)が天敵を退けた。過去5勝21敗と苦手とする関脇把瑠都(28=尾上)を寄り倒し。全勝を守った。
右上手を奪われたが、左を深くさして前に出た。土俵際で怪力を誇る相手に強引な上手投げを食らったが、何とかこらえて残した。「ああなったら前に出るしかない。最後は必死だね」と大きく息をついた。
昨年夏場所千秋楽。勝てば優勝決定戦に臨める一番で敗れて、涙をのんだ。その因縁の相手を退けて、悲願の初優勝へまずは第1関門を突破した。「1つ1つの積み重ねですから」。ここからが大事だと分かっている。


