<大相撲夏場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

 1992年春場所初土俵の同期生対決は、36歳の若の里が38歳の旭天鵬を力強く寄り切った。

 2人合計74歳。35度目の一番を制し「負けたくない気持ちが他の相手とは違う。お互いが励みにしている」と話す。

 92年春場所は史上最多の151人が初土俵。現役の力士は4人となり、まだ幕内で奮闘する両雄の存在感は際立つ。

 若の里は「一緒に相撲教習所で勉強した仲間。22年目に幕内で対戦できるとは思いもしなかった」と感慨深げだ。

 対戦成績を14勝21敗とされた旭天鵬も柔和な笑み。「いつもと違った緊張感がある。やりがいがある」と汗をぬぐった。