<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

 大関稀勢の里(26=鳴戸)が、横綱を撃破した。結びの一番で日馬富士(29=伊勢ケ浜)を寄り切り。全勝を守った。

 直前の取組で横綱白鵬(28=宮城野)が勝った一番を、土俵下で見届けた。今場所初めて、その後に取った相撲。だが、出足鋭く、最後はもろ差しで一気に持って行った。「思い切って当たっていこうと思った」と息を弾ませた。

 控えに座っているとき、東前頭4枚目の碧山(26=春日野)と大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)の2人が相次いで落ちて衝突した。「危なかったですけど、リラックスできましたね」。そんな余裕を見せるほど、今場所の稀勢の里は落ち着いている。