大相撲秋場所で殊勲賞を獲得した西関脇豪栄道(27=境川)、敢闘賞の東前頭筆頭松鳳山(29=松ケ根)の2人が1日、東京・千代田区の霞テラスで行われた「赤い羽根共同募金運動」に参加した。

 11勝を挙げ大関昇進への足がかりをつくった豪栄道は、記念撮影を求める女子高生らに囲まれるほどの人気。「募金活動は3回目。最初よりかは皆さんに顔を覚えてもらっているみたいでうれしい」と笑顔を見せた。勝ち越して、地元福岡県開催の九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で三役復帰が濃厚な松鳳山は「募金を受けるほうは初めて。募金してくださるお金の気持ちと重みを感じました」と話した。