大相撲の追手風親方(元前頭大翔山)は5日、左足首を負傷して、まだ稽古で相撲が取れていない西前頭7枚目の遠藤(23)について「場合によっては休場することもある」と、幕内2場所目となる九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)を休場する可能性に言及した。

 遠藤はこの日、稽古を休んで病院で精密検査を行った。秋場所13日目で痛めた左足首は、当初の捻挫だけでなく剥離骨折していたことも判明し、回復が遅れている。

 追手風親方は、出場を基本線とした上で「15日間持つか、という心配がある」とし、検査結果や状態を見ながら、最終的に出場の可否を判断するという。