大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)で新十両の魁(27=芝田山)が13日、二所ノ関一門の先輩力士でもある若の里(37=鳴戸)との対戦を願った。

 この日は東京・杉並区の芝田山部屋で幕下力士らと申し合い。「15日間相撲を取れることが楽しみ。若の里関はすごい力だという話を聞くので、対戦できたらうれしい」と話した。年明けには一門の連合稽古もあり、大関稀勢の里(27=鳴戸)の胸を借りる可能性もあるが「同じ年ですけれど、力が違いすぎます。でも、稽古をつけていただければ自信になる」。本場所での締め込みは紺色に決定。化粧まわしは朱色で、デザインは芝田山親方(51=元横綱大乃国)の知人の書道家が書いた「魁」の1文字が金色で描かれる。後援者から贈られる予定だ。