日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)の新番付を発表した。

 新入幕は貴ノ岩(23=貴乃花)と鏡桜(25=鏡山)のモンゴル出身の2人。貴ノ岩は貴乃花親方(元横綱)が04年2月に創設して以来初の新入幕力士になった。鏡山部屋からも鏡山親方(元関脇多賀竜)が96年12月に継承後初。鏡桜は初土俵以来、所要62場所。外国出身力士としては、戦後2番目に遅い出世となった。再入幕には九州場所で十両優勝した千代鳳(21=九重)と、里山(32=尾上)。里山は07年名古屋場所以来、38場所ぶりの返り咲き。これは歴代1位のスロー幕内復帰となった。