大相撲初場所(12日初日、両国国技館)で2度目の綱とりに挑む大関稀勢の里(27=田子ノ浦)が4日、二所ノ関一門の関取衆11人が集まった連合稽古に参加した。

 東京・墨田区の片男波部屋で、西前頭4枚目の豪風(尾車)東前頭5枚目の松鳳山(松ケ根)と計21番相撲を取った。松鳳山にいきなり2連敗するなど、土俵を割って「あ~もう」と声を出す場面もあったが、「まあこんなもんじゃないですか。苦戦しているけれど、それを求めて来ましたから。もっともっと精度は高まる。今日より明日。明日よりその次と調子をあげていきたい」。連合稽古は7日まで4日間続く。