右大胸筋断裂で先場所途中休場し、かど番の大関琴奨菊はまだ相撲が取れない。

 6日に千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古では、ダンベル運動などを行っただけだった。

 「回復は遅れている。違和感がある。ぶっつけ本番になるかもしれないが、気持ちは前向きに持ちたい」と語った。

 大関復帰を目指す関脇琴欧洲は平幕豪風ら関取衆と12番取って全勝。

 低い姿勢からの寄りが多く、脱臼した左肩の動きも自然で「動ける実感はある」と話した。